G8対抗行動のおまけとして
今回、小林多喜二に会いにゆくコースを設定した。
最初に小樽文学館に赴く。
ガイドブックでみるととても瀟洒な感じで期待大。
ところが、市庁舎の分室と同居。
さらに・・・・「ここが」というところにガクッとくる。
気を取り直して美術館もあるので600円を払って入館。
エエエエエエエエエエエエ・・・・・・・・・
小林多喜二のコーナーだけが若者でぎっしり。
若者たちが展示物を食い入るように見つめている。
伊藤整、石原慎太郎、小熊秀雄のコーナーに人影なし。
同行したGさん「うれしいわ、こんなに若い人が関心持ってくれるなんて」
このブームどこで火が点いたのだろう。
新潮社は、著作権(50年時効)を払わなくてもいいそうだ。
出版社の「陰謀」と勘ぐりたくもなる。
(私も文庫本を買った。)
どうしても、このブームを私はまだ解せない。
なぜ今、小林多喜二なのか教えて下さい。