ブライバッハからフライブルクへ電車で。
車窓から眺めるドイツはいい。
今日は、フライブルクの住宅政策と再生可能エネルギーについて
村上敦さんにご案内いただく。
住宅を高層化し、緑地を増やすという住宅政策は
いまや破綻。
お金に余裕のある層は、ドンドン郊外に出て
高層住宅は、移民の人たちや低所得者の住居となり
住環境は悪化したそうだ。
いま、建替えの時期に低エネルギー住宅への改修が進む。
地域暖房という考え方は、日本ではない。
しかし、ドイツは冷房よりも暖房。
水道管のように温水の菅が張り巡らされる。
その熱源の確保に再生可能エネルギーが用いられる。
集合住宅がステキです。
ドイツの住宅政策やエネルギー政策を実現する技術者の養成を
職業学校が担っている。
義務教育を終えて、職業学校への願書は
まず、自分がなりたい職業の「マイスター」(営業権と職業訓練生を採用し教育する権利を持つ人)に願書を出す。
そして、職業学校の試験を受ける。
職業学校の運営は、そのマイスターなどが構成する組合が行う。
いま時代に求められる人材を、キチンと育てる。
村上さんに案内いただいた職業学校は、20年前から再生可能エネルギーの技術者を養成している。
配管や電気技術、建築の技術者がいてこそ
ドイツの産業が支えられている。
フライブルクでの食事も紹介しよう。