朝4時に目が覚める。
何気なくベランダへ。
満点の星空。
ドイツは、暗くなるのが夜9時過ぎ。
朝は遅い。
やめようと密かに思っていたタバコ。
ベランダで一服。
ダメだ・・・・・
朝食後、森へ。
その整備された林道に驚く。
市民が散歩し、マウンテンバイクで走る。
乗馬もOK。
どれほどドイツが森を大事にしているかがわかる。
森がなければ人類は生きてこれなかった。
わかってないのです。多くの人は・・・・
森に入ったこともない日本人がどれだけいるか・・・
そして、ホテルへは歩いて帰る。
森を歩き、昼食。そして、ホテルで池田さん森に関する講義。
森にあるホテルにはちゃんとPPが設置された研修室がある。
多くの企業がここを研修に使うという。
日本のように「歓楽街」のない、まさに研修施設でもある。
池田講義でハッとさせられたのは
「カスケード」と言う言葉。
木材をその価値によって使い尽くす。
燃料としての材は、最後。
「木は燃やすために育てるわけではない」
この考え方が、再生可能な資源として森を生かし
かつ雇用を守っている。
ドイツの自動車産業雇用者70数万人。
林業関係雇用者100数十万人。
どうだ、森は勝つ。
夕食は、バルトキルヒへ。
電車でいく。
ドイツには改札というものがない。
乗車券は車内で買う。
無賃乗車やキセルは、利用者の1.5%に過ぎないという。
日本の高度にメカニックな改札が馬鹿馬鹿しくなる。
日本の改札機のすばらしさが喧伝されたが
まさに日本はこの分野でもガラパゴス状態だ。
そして、バルトキルヒの町並みのすばらしさ。
無計画で無秩序な日本の都市政策が悲しい。
まさに暮れなずむホテルへ。
我が家へ帰る気分だ。