伊達市梁川山舟生。
山間に忽然と現れる無数の灯。
その数1800。
その正体はこれだ。
なんとペットボトルにろうそく。
280戸の集落の人々がペットボトルにろうそくを入れ
竹にくくりつけて田んぼの畦や道にたててる。
並みの仕事ではない。
この灯2時間後には消える。
この2時間のために何日もの準備作業がある。
この地区にある小学校の生徒は18人。
過疎は確実に進む。
しかし、酒を酌み交わす人々は明るい。
「自分たちが楽しめばいいの」
地域興しだとか「部外者」が騒ぎ立てるが
本来、そこに住む人々が楽しく明るく愉快に
暮らすことからしか始まらない。