8月18日、午後1時20分。
加工所では、羽山加工組合の女性二人と二人のHさんが
すでに作業をはじめていた。
運び込まれたトマトが「洗浄プール」に投げ込まれていた。
くすんだ赤が、真っ赤な赤に蘇る。
そして、洗浄器へ。さらにブラシで磨かれる。
磨かれたトマトが、クラッシャーで粉砕される。
ペースト状態で、そのまま釜で煮詰められる。
煮詰められたトマトがパイパルフィニッシャーで濾過され
ビンに詰められる。
ビンに詰めれられたトマトはさらに熱湯へ。
この作業が延々と続く。
助っ人がさらに増える。
洗浄と粉砕作業に県北H君、サガデザイン社長ご子息も加わる。
安達農民連役員のHさん、Sさんも加わり総勢20名でトマトの完成を待つ。
作業終了の目処が立たず、「完成の宴」をとりあえず「労賃の出ない方々」で挙行。
作業終了は何と7時30分。416本のトマトジュース完成。
まだまだ、納得のいくジュースができない。
試行錯誤が続く。
「恋するトマト」の愛は、まだ成就しない。