わが義民団で、夕張市の財政破綻について熱い議論を交わした。
「たとえ、夕張市にその責任があるとしても、市民だけが犠牲を強いられるのは納得いかない。」
「そのとおり!」
地方交付税の削減はすさまじい。
いま、日本は「いざなぎ景気」を超えるほど景気がいい? はずです。
片山鳥取県知事は、こう指摘する。
「全国の自治体が財政破綻に陥っている理由は、政府の景気対策に呼応し、
大量の土木建設工事を実施してきたことにある。財源は、地方債(借金)であるが、
政府は地方交付税を上乗せして面倒見るので心配ないといわれた。ところが上乗せどころか
約束の地方交付税は大幅削減され、おまけに国策に呼応した地方は『モラルハザード』と指弾され、あげくは合併に追い込まれている」(5月24日付 日本農業新聞)。
うかうかしていると、日本の国そのものが「夕張」になりかねない。
その時、いまの政権を担っている方々は、さっさと海外へ逃げるんでしょうね。