とても刺激的で楽しい時間を過ごした。
福大のS先生とS医師のトーク。
話がどんどん進み、「仕切り」が必要となり
途中から、義民が「議長」に昇格。
この福島で生きるコツは何か。
キーワードは、「曖昧さ」。
曖昧さを失うと「数字」に絡め取られてしまう。
私たちが取り戻したいのは
3.11前の暮らし。
「何マイクロシーベルト、何ベクレル」に振り回され
どう暮らしを立てるかがいつの間にかこぼれ落ちてしまう。
S先生曰く 「きちんとガタガタすること。」
S医師曰く 「家族や地域が壊されることへの怒りとその支援がなければ復興はない」
義民曰く 「自分の意思にそぐわないことでも、それを引き受けることはできる」
*長年の自分のテーマであった「農家の長男に生まれたことは宿命か」に自分なりに得た結論でもある。
私が農家の長男に生まれたことは「私の意思」ではない。
だが、農民として生きることを「引き受けた」責任は自分でとる。
しかも、自分なりのやり方で・・・・。
話にあわせて酒もどんどん進み
一升瓶が空き、
私の記憶も酔いの中でどこかへ飛んだ。