-この事態に立ち向かう「意思」に揺らぎは感じない。と
書いたが、事態の推移の中で
このままだと農産物の栽培ができなくなる可能性が出てきた。
「ものをつくってこそ農民」のスローガンが揺らぐ。
土壌の汚染が進んでいるためだ。
原発災害がいつ収まるか全くわからなくなってきて
福島県産の農産物は、売れなくなっている。
単に「ものをつくって、たたかう」という訳にはいかない。
いま、基準値を超えた野菜は、そのままにしておくしかない。
米を作って、汚染が進み、そのまま田んぼに放置しておけなんて
言われたら・・・・・・・
まして、売れない米をどう処分するのか。
損害賠償でたたかうといっても
その作業に追われたら、精神的にもつらい。
昨日、夢を見た。
30年以上も前の自宅近くの風景が鮮明に夢に出てきた。
じゃがいもを父や母と植えつけている。
みんな笑っている。
そうなんだ。やっぱり、ここで生きてゆくしかない。
汚染された農地は、あらゆる手段で汚染を取り除き
農民として生きぬく。